SSブログ

変わらぬ強さ・・・ [例えば…この一枚は、]

              何度、励まされただろう・・・

          18年たった今も変わらず力強いその詩に

              今また想いをあらたにする。

 

       ~また、ひとり同じ道を行く これまで歩んできた唯一の道を~

                                WHITE SNAKE   『 HERE I GO AGAIN 』

                                         from 『 1987 versions 』


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

第五章 ~トラップガール~ [☆リベンジ合コン]

 おはようございます

 

最近、更新しようとする度に

重重ソネットに阻まれまくりです

・・・

珍しくグチっちゃいました

 

でも、考えてねソネットさん。

 

てな訳で、『リベンジ合コン』つんづきいきます

ちと長いですよ

読んでくれっと、嬉すぃっす

 

そうそう

風邪がよくなったですよ

しこたま みかん食べたですよ

 じゃん!

やっぱ、ビタミンよね。

すっかり、ピンピンの

sweet fish でした。

 

ではどうぞ・・・

続きを読む


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

第四章 ~開戦…不安とともに~ [☆リベンジ合コン]

 おはようございます

 

そして

いまさら・・・

 

明けましておめでとうございます

sweet fishです

 

最悪な新年を迎えておりました

風邪が治りきってなかったらしく

元旦から38度近い熱に寝込み

不意に痛みだした歯に苦しみ

お陰で未だ初詣も行ってません

あ~最悪・・・

 

年末に書き始めた「リベンジ合コン」もやっと上がったしだいです・・・

読んでくれると嬉しいです・・・

 

あ~なんだか今年もあんま好くないスタートだな・・・

こんなsweet fishですが・・・

今年もよろしくです。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

もう一度、貴方の声が聴きたい… [例えば…この一枚は、]

                                 

              唄いつがれる名曲がある・・・

                     語り継がれる歌声がある。

 

                               Luther Vandross   『 SONGS 』

 

                                         

 


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

第三章 ~決戦にむけて~ [☆リベンジ合コン]

おはようございま。

 

珍しく早朝アップです

クリスマスイブでございます

予告通り予定なし・・・

体調は回復しております・・・

健康を持て余すクリスマスイブ・・・・

やっぱり・・・大掃除でしょう!

夜は鍋に焼酎

クリスマスなんぞ、どこ吹く風

夜中は、もちろん

『明石家サンタ』 できまりだぜ

 

この間久しぶりにカラオケ行ったです

思い切って

『青春アミーゴ』を熱唱

思わず調子に乗って振り付けまでつけちゃいました

手ぇ クイッ!クイ!させちゃいました

同行の女の子に

思い半ばで曲切られちゃいました

・・・

続いて安全地帯で

『悲しみにさよなら』歌いました

もちろん、直立不動

みんな納得して聴いてくれました

・・・歌で年齢制限くらったのは初めてでした

 

くそ

 

第三章が完成致しました

読んでくれると、いと嬉し。

では、どうぞ

 

地元じゃ負け知らずの sweet fish でした

 


 

 「さあ!リベンジ合コン!~俺たちは、まだ終わってない!!~

 

第三章 ~決戦に向けて~

 

ヲダギリコーチが用意した、『鬼トレの夜』 の傷跡は深かった

 

木曜の 『特訓明け』 の勤務はきつかった

しかし、そこは中堅サラリーマンの

『手抜き術』 にモノを言わせ、なんとか乗り越えた

 

闘将ヲダギリからは、木曜もトレーニングと称し誘われたが

『違う方向性』 を感じ、丁重にお断りした…

さすがに

「ぃやぁ~さぁ~、ナナちゃんがさぁ~・・・」 というフレーズを聞けば

大体の趣旨はわかるってもんだ

さすがに

『殉死』 のタイトルで

「ヲダギリにやられた…」 というメッセージを送ってきて

木曜の会社を休んだジュンイチの被害状況を察すれば

断りたくもなるってもんだ

 

その週末

マギーが僕の家に遊びにきた

 

昔から、ヤツはよく来ていた

彼はホラー映画が見たくなると

しこたま借りて、必ずウチに来る…

いつもかなりハードなモノを借りてくる

おかげで僕は一銭も出さずに

『13日の金曜日』 シリーズは制覇させてもらった

 

そんなマギーの手には珍しく『ホラーDVD』はなく

代わりに、しこたまビールを買い込んでいた

 

「そろそろ、内臓も元気になったろ」 とマギー

確かに…

さすがに木・金は、『ご馳走様』状態であったが

土曜の開放感に、『飲みたい』心境になっていた

 

『飲み』 のテーマは、もちろん

水曜の 『鬼トレ回顧』…

 

ヲダギリの

リベンジ合コンへの、並々ならぬ執着心

あの『がっつき』 が

あいつ個人の『個別女子獲得率』の低さに繋がっている事に

アイツは気づいてないのでは…?

 

そして

ヲダギリの

ナナちゃんに対する、並々ならぬ執着心

あの『べた惚れ』は

アイツが求める『東京の嫁』が実はそこにいて

アイツそれに気づいてないのでは…?

 

そして

ヲダギリの

下ネタ披露に対する、並々ならぬ執着心

アイツは合コンでの『過去の失敗』を

同じネタが、キャバで受ける事で

そのネタが合コンでは『失敗』だったという事を

アイツの記憶から消去されているのでは…?

 

怖い…

また『同じ過ち』が

口をパックリ開けて待ってるように感じた…

 

ふと思いだしたようにマギーが言った

「そういや、ジュンイチ あの後どうなったんだ?」

 

「ヲダギリに破壊されたらしいよ…」 と僕

 

「…ジュンイチなんか言ってた?」 とマギー

 

「いや、俺も木曜にメールで被害報告受けただけ…」 と僕

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 と僕&マギー

 

「…電話してみる…?」 と僕

 

「…まずは生存確認だな…」 とマギー

 

『ぴ ぽ ぱ… ru ru ru …』 と僕のP901i

 

Pi!…おぉぉいぃぃ・・・遅いンじゃないのぉ~』 とジュンイチ

 

「わ…悪い悪い…大丈夫?今日、マギーがうちに来てんだけど…お前も来っか?」 と僕

 

『行く。』 と即答のジュンイチ

 

ジュンイチから僕の所までは自転車で15分くらいの近所

ご近所にも関わらず、被害者ケアを怠っていたことにちょっと反省…

 

数十分後

しこたまビールを買い込んだジュンイチが到着した

 

「聞けよぉぉ…」 と始まったジュンイチの被害は以下にまとめる

 

まず、キャバクラ後  

3:00~赤ちょうちん飲み屋にて4人で移動(ここまでは知ってる)

    ここでもヲダギリの『お下劣マシンガン』は絶好調

5:00 赤ちょうちん閉店

    ここでジュンイチは帰宅を申し出る、しかし…

    酔いが回ったヲダギリにヘッドロック状態で次の店に強制連行される

5:20 ナナ嬢行きつけのオカマバーに連れ込まれる

    ヲダギリのマシンガンは、オカマという最高の援軍を得てバズーカ砲と化し

    さらなる盛り上がり・奇跡の盛り上がりを展開する

6:30 ジュンイチが気を失う前に最期に時計を確認した時間…

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

10:30 …同僚からの電話で目が覚めたジュンイチ…

      飲みすぎで必然的に『グッタリ』の声のジュンイチに同僚の計らいで

      打合せ直行→体調不良→病院→早退NRのストーリーで

      欠勤をフォロー

      ふと周りを見ると酔いつぶれたヲダギリ・ナナ嬢・オカマ2名

      ヲダギリに「会社は!?」と声をかけると

      「おれ…今日…代休…」

      「…」失意のジュンイチ

      勘定を払う気にもなれずジュンイチは店を後にしたらしい…

      

      帰宅後、激しい吐き気に襲われ

      夕方まで便器を抱いて寝てたらしい…

      僕へのメールは、そんな便所の中から送られていた…

 

      しかし悲劇は終わらない

 

20:30 同じ会社に勤める彼女が見舞いにくる

      風邪と思いこんできた彼女に二日酔いである事がバレる

      さらに…

      マギーを介抱のため、お泊りキャンセルと話していた事が

      『虚偽』であると発覚

      さらに厳しい追及尋問を受け、キャバった事もやむなく自白…

      お見舞いのはずが、さらに追い討ちを喰らうはめに…

      失意のジュンイチをおいて、彼女はとっとと帰ってしまったらしい…

 

「どうよ…」

ジュンイチの落胆の呟きが転落のジェットコースターを締めくくった

 

見事な転落劇に言葉も出なかった…

『不幸のグランドスラム』…言いかけた的確な事実表現を飲み込んだ…

笑える言葉遊びにはなりそうになかった

 

打たれ強いジュンイチ…

しかし、目の前の彼はホセ・メンドーサとの死闘を終えた

矢吹ジョーよろしく、まさに『真っ白』だった…

 

「彼女が出てった時、意識の向こう側からアヴェマリアが聞こえてきたよ…」

 

『んな訳ねーだろ!』…また言いかけて飲み込んだ…

 

恐るべしヲダギリ…

旧友を、ここまで追い込んで

なお翌日には、僕に誘いをかけていたかと思うと震えるものがあった

 

マギーが細心の注意を払い声をかけた

「ジュンイチ…今度の合コンやめとこうか?」

 

ごもとっとも

ジュンイチと彼女は、『結婚』の二文字も話してた仲

合コンなんてしてる場合ではない

関係修復交渉に専念すべきだ

 

が、しかし…

このバカときたら…

 

「いや、行く」

 

「え…?」僕&マギー

 

「彼女と終わるかどうか微妙な以上

   次のステージへの準備も同時進行させておかないと不安じゃん!」

 

…やっぱり、打たれ強いのだ…ジュンイチは

 

しかし、ヲダギリの『お下劣ボンバー』の後遺症なのだろうか

ここまで合コンに固執するような事は

以前のジュンイチには見られなかった

確実に、頭の結線が数本ズレてしまったンだろう…

 

恐るべしヲダギリ『下ネタボンバー』… 

 

今度の合コンに向けた

ヲダギリへの懸念は、もう野放せる状況ではなかった…

 

「やっぱ、事前に釘刺しといた方がいいかな…」 と僕

 

「ちょっとキツめに言っとかないと、アイツ分かんないよ」 とジュンイチ

 

「よし、オレから言ってみるよ」 とマギー

 

昔からヲダギリへの諸注意はマギーのが一番効く

早速Tel… 

 

『ぴ ぽ ぱ…ru ru ru 』 とマギー's携帯

 

『!』  繋がったようす…

「あ、ヲダギリ?マギーだけど…」

 

『skdlfはsdjlkふぁlskdhf!!!!』…騒がしい雑音がこっちにも聞こえる…

 

「もしもし?ヲダギリ?」

 

すると…確かに聞こえる甲高い声で…

『dfbsldjf!あるある探検隊!sdkjf!あるある…険隊!ギャハハ!』

まさか…

嫌な予感がよぎった…

 

携帯から耳を遠ざけマギーが言った

「水曜の黄色い声が聞こえる…」

 

『もぉーしもぉーしぃー』

ヲダギリの声だ…

その、だらんだらんの声が勘にさわったのか

マギーは一気にまくし立てた

 

「おめぇ~なぁー!fhdsfぃhsづfsfsだふぇdd△s◎fsjfuckksf×sksfuckdfbgfjk=fuckhaayfuck」

 

要約すると…ヲダギリはマギーに…

ジュンイチへの仕打ちに対して反省を促され

キャバで受ける下ネタを合コンに持ち込む事を禁じられ

その合間にこれまでの素行注意まで入る35歳としては屈辱的叱責を

約5分間に渡り喰らった

 

電話を代わったジュンイチに

『ごめん…』と力なく謝罪し

さらに電話を代わった僕に

『我慢する…』と下ネタ温存を誓って見せた…

しかし…

『お前ら、よくそうやって集まってるの?』 との、か弱い言葉が哀れに感じ

「たまたまだよ、ヲダギリのお陰でまた顔合わす機会が増えただけだよ…」

のフォローに少し安堵の声を漏らしていたのが可愛かった…

 

少々ヲダギリには悪かったが

マギーの手荒い言葉のお陰で

取り戻した『呼吸』に加え

『ネタ』連携の面でも期待が持てる状況が出来た

後は本番を待つだけだった

 

 

翌週、ヲダギリからメールが届いた

 

『諸君!決まったぞ!』と、勢いのあるタイトル

 

 やっぱ…一番打たれ強いのはコイツだ…

 

『今週金曜20時!表参道!』

 

 『ヲダギリ仕切り』らしからぬ場所…

 

『相手は、この間の3名プラス1名の4VS4だ!』

 

 願ったり!

 

『スパーの成果を全て発揮するぞ!いいな!!』

 

 らじゃ!

 

『目標は完全試合だ!各プレーヤー絶対持ち帰りが必達目標だ!わかったな!!』

 

 またしても気負い過ぎだぞ…ヲダギリキャプテン…

 

『忘れてないな!あの六本木の夜の合言葉!

      俺たちは、まだ終わってない!!

                         見せるぞ!俺たちの真骨頂!!!』

 

 

こういう集団を統率し、鼓舞する言葉にかけては

ヲダギリは一級品だ

女性の前では、空回りし続ける困ったやつだが

会社では結構いい上司してんだろう…

 

そのメールの夜、

久々にネクタイを買いに行った…

 

そうだ

『勝負ネクタイ』だ

今回は、ちょっと僕も本気だった…

 

気が付けば

ヲダギリの『鼓舞』にすっかり乗っけられていた

 

 

                                                             男は、身だしなみ。

                                                     つんづく


nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

クリスマス行進曲 [日記みたいなモン]

こんばんわん

 

いまだ 風邪が治らない sweet fish だす・・・

『鼻タレ洪水』 から 『ノドの痛み地雷』 へと、その症状は移行してるだす

ご飯の時間が・・・

『味が分からない』 状況から

『食べると痛い』 といった状況になりました

イライラするだす

 

あ~X'masっすね・・・

この週末、ちっとは善くなってるといいな

 

でも

予定ねえですよ

多分、今週末は大掃除だな・・・

 

2年連続 X'mas 敗者の sweet fish だす・・・

 

そんなアッシの X'mas music 貯蔵庫の中身をご紹介・・・

 

 クリス・レア 『THE BEST OF CHRIS REA』

この中の 『 driving home for christmas 』

クリス・レアの しゃがれた声が なんとも暖かくて良いですよ

 『 WONDERFUL CHRISTMAS 』

ジャケットは、ダサダサのオムニバスアルバムですが・・・

クイーン 『 thank god it's christmas 』 、ジョン・レノン『 happy christmas 』

シーナ・イーストン『 it's christmas all over the world 』 などなどなどなど・・・

内容は、すこぶるお得な一番のお気に入りです

 『 A VERY SPECIAL CHRISTMAS 』

 『 A VERY SPECIAL CHRISTMAS 2 』

言わずと知れた、X'mas チャリティアルバムの代表版

多分、1992年の緑ジャケのパート2以降もあるんでしょうね…

これ以降買ってません。

知ってました?このクリスマス・エイド・プロジェクトの発案者が

ケネディ家だったって。あのジョン・F・ケネディの おウチ。

まっ・・・余談に過ぎませんが。

17歳の時に買った赤ジャケの方、

当時は あんまり好きになれなかった7曲目

スティング『 gabriel's message 』 が、この年になって

曲も歌詞も 最もこのアルバムの中で いい曲に感じます

 『 THE STARS COME OUT FOR CHRISTMAS 』

ケースのかわいいオムニバスアルバム。発売は1991年のもの。

スタンダードナンバーばかりですが、コモドアーズ、リトル・リバー・バンド、カーラ・ボノフ

ケニー・ロギンスなどの豪華メンバー中心に、どの曲も凄くシックな感じに聞かせてくれる

アルバムです。

マライア系の派手な感じが苦手な方には、特にお薦めです。

 クリフ・リチャード 『 MISLETOE AND WINE 』

 アン &ナンシーウィルソン 『 HERE IS CHRISTMAS 』

この懐かしい形状のシングルCD。

買ったのは、1988年あたり・・・

なんだかこの頃って

いろんなアーティストのこうしたクリスマス企画CDが

今の比じゃないくらい、いっぱい出てた気がします

その勢いに負けて買った2枚ですね・・・。

 

続いて・・・

これ・・・誰のか分かります?

タイトルは 『 Merry Christmas To You 』

見づらいですが、ジャケットの右端に

この曲を歌ってる4人のシルエットがあるんです・・・

その4人は

 

麗美

 

辛島 美登里

 

永井 真理子

 

小林 明子

 

お~ぉ~って

感じじゃありません?名前は覚えてても顔が・・・出てこない

「小林明子」に至っては、最近じゃクイズ番組の問題に出てくるくらいですよ・・・

あるんですねぇ・・・こういう脳内デッドストックCDが。

 

そんな訳で、改めて聴いてみました

 

うん・・・いいですよ、やっぱり。

女性4人の綺麗なコーラスが、今でも新鮮に聴けます。

なんか家族なんか出来て、『子供のためのX'mas』を終えた後

親だけの『仕切りなおしのX'mas』にかかってもいいかなって感じです。

 

続いて・・・

 ワム 『 MUSIC FROM THE EGGE OF HEAVEN 』

死ぬほど聴いた…人生で2番目に多く聴いたX'mas song・・・

『 last christmas 』 が収録されたアルバム1986年のアルバムですよ・・・

印税、ガッポ!ガッポ!ですよ・・・

羨ましい限りのジョージ君

しかし、彼・・・

つい先日 男と結婚しちまった・・・

男同士、この曲聴いて『ろまんちっく』になっちゃうのだろうか・・・

 

こわ・・・

 

 山下 達郎 『 クリスマス・イブ 』

僕にとって、一番耳にしたX'mas song でしょう・・・

こちらも、ジョージ君に負けず

『がっぽ!がっぽ!』のクチでしょうねぇ・・・

だが、しかし好く使われてますよねぇ・・・

JR東海のCM良かったなぁ

あの時の牧瀬里穂を もう一度見たいなぁ

そいえば、この曲主題歌にした映画観に行ったなぁ

『君は僕を好きになる』だったと思うなぁ・・・

山田邦子がキツかったなぁ・・・斉藤由貴とか大江千里とか出てたよなぁ・・・

 

趣向を変えて・・・

 ジョージ・ウィンストン 『 DECEMBER 』

雪なんか降ってると、僕は こうしたピアノ曲が良かったりします。

都心の、乾燥空気&イルミネーション・オンパレードだと、ちょっと合わない気がするけど・・・。

 

あ・・・こんなのもあった・・・

 ヴァネッサ・ウィリアムス 『 save the best for last 』

『痛くなったら、すぐセデス』のCMのイメージが強く残っていて

X'mas song ってよりも、『頭痛薬』というキーワードが先に浮かんでしまう・・・

いい曲なのに・・・

 

 

以上、わが家のX'mas song集でした

 

この記事作成がてら、何枚か聴いてましたが

やはり、少々さみしい・・・

 

クリスマス・シーズンたぁ、なんとも言えない時間ですよね

師走の慌しさもあってか、なんか落ち着かない感じっす

 

キリストはん・・・

もし、あーたが1月の元旦生まれだったら・・・

もし、あーたが6月の梅雨時の生まれだったら・・・

 

いっそ、真夏生まれだったら・・・

 

 

こんな事を思ってしまう sweet fish は孤独でございます

 

来年こそ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

第二章 ~再生合宿~ 後編 [☆リベンジ合コン]

ごんにでぃわん

 

風邪っぴきの sweet fish でずぅ・・・

鼻水が どうにも止まらないっず・・・

ぐるずぃ(苦しい)・・・

 

がれごれ一週間近ぐ、ごの風邪に悩まざれる日々・・・

 

だずげで(助けて)・・・

 

ごんな僕じゃ、ザンタざん来てぐれない・・・

 

「品川あたりで、風邪うつされてる場合じゃないから」 どが言って

 

順番どばされぢゃう・・・ 

 

治ざねば・・・

 

どりあえず、病の床にで

 

 『リベコン』の続きをまどめまじだ

 

読んでくれっと嬉じいっず・・・

 

では、よろでぃぐ・・・

 

 


 「さあ!リベンジ合コン!~俺たちは、まだ終わってない!!~

第二章 ~再生合宿~ 後編

 

急造不条理キャバクラの入り口で立ち尽くした3人

やっぱり、こうしたシチュエーションでも めげないのはアイツだった

 

「いぃ根性してんじゃないの 

     ダテにキャバクラで年200万落としてないとこ見せちゃうよぉ~」

 

と、口臭スプレー右手に乗り込む、さすらいの風俗ハンター・マギー

 

躊躇う 僕とジュンイチだったが、

中から聞こえた 「え~!?今日は2人しかいないのぉ~」 という

とって付けた ナナ嬢の挑発に吹っ切れた・・・

「やってやろうじゃないのサ!」

ネクタイを緩めつつ、いざ乗り込んだ店内

入り口近くで待っていた、ミカ嬢から いきなりカウンターを喰らった

「だめ!」

 え…何がでしょ…?

 

「合コンなんだから!いきなりネクタイ緩めたりしちゃ、だめ!」

 

なるほど…と締め直しつつ

しかし、釈然としないキモチをモヤつかせつつ店内へ…

『釈然としない』 状況は さらに続いた

 

なぜか…

ソファに横一列状態で並ぶキャバ嬢

テーブルを挟み一人掛けの丸ソファに鎮座し並ぶ ヲダギリ&マギー

 

 これって…

 

本気で合コンデモンストレイション状態の『対面配置』

どっかり上座を陣取るキャバ嬢の面々…

さすがに、一言モノ申そうと思った、その刹那

ヲダギリとマギーの言葉に その気も失せた

 

ヲダギリ 「あ~ぁ、いつも隣に座ってくれるナナちゃんを

              正面から見んのも またいいなぁ~

                                なんか嬉しいぃなぁぁ・・・」

 そりゃ…お前は嬉しいだろうよ…

 

マギー 「なんか、この理不尽な配置が逆に興奮する感じだよね!

        ゼッタイ、アフターでは膝に座ってもらうから!覚悟しといてね!」

 なぜ、そこまで前向きになれる…

 

 

改めて 『やるしかない』という状況を認識させられた僕とジュンイチが席に着き

『仮想リベンジ合コン』は、始まった

 

いたって、普通に始まってしまった

4対4のフツウの合コン

 

まあ…キャバクラ独特の空間が ちょっと気になったが

まあ…飲み物やらナニやら オーダーを 僕らがする感じが気になったが

まあ…店の全スタッフに このテーブルの趣旨が理解されていたことが

驚きであったが…

 

まあ…キャバクラ固定概念をオフにすれば

ちょっと平均点の高い女性達との、格好の『デモコン』だったと思う

 ま…アリかな…

なんて思えたりもした

 

 

発見があった…

キャバクラでも合コンでも初対面であれば

なんとなく色々な質問を浴びせられるものだ

その問いの内容も 大した違いは無い

 

キャバクラでの、身元調査的質問トークは必須だ

多分、キャバ嬢サン達には、その辺りのイロハみたいなものもあるのだろう

35歳までいろんなキャバで、おそらく軽く100人以上の女の子から

彼女達の『ファーストコンタクト』を受けてきたと思うが

 

その日のデモコンキャバ嬢君達は、なぜか普通の女の子達に見えた

同じように、正面にいる僕ら男子のパーソナルデータを収集するのだが

何かが違う…

 

『客』 と 『男』 では

たとえ 聞く内容が一緒であっても

品定めトークの目線が違うらしい

その違いを自分達が働いてる店で披露する彼女達に

不覚にも感心してしまった

 

大体22歳前後の彼女達

気負って接してくる彼女達の必要以上のツッコミや

ワガママぶって見せてみたり

不必要な『トイレ消え』をしてみせたり

序盤は、彼女達が作るトラップに慣れるのに苦慮したものの

直前まで、リハに励んだ僕らは 揺ぎ無く強かった

 

ジュンイチの例えを借りれば

『小娘相手に絶対必勝の横綱相撲』 を展開する僕ら

 

不用意なトラップを仕掛ける彼女達は

まさに、アリ地獄でもがく アリ

 

若い娘は 何かに付け 『好き嫌い』ハッキリしているので やりやすい

使う戦術も単純化できる

話題を合わせる事を知った女性は素晴らしいが

気が付かない内に、こちらが『一人踊り』をさせられるているケースが ままある

ヲダギリが よくはまるケースだ…

 

それにしても絶好調だった

意外に社会時事に強い女の子達だったこともあり

『とっかかり』に つまづく事がなかったのが大きい

呼吸が合ってる時の僕らには

スタートトークで型にはまれば十分だ

さらに通常では禁じ手の

ヲダギリの 『イキ過ぎ下ネタビッグウェーブ』が

『環境』が幸いしたのか、ことの他受けた…

 

正直、楽しい時間だったものの

この『下ネタブレイク』で 多少不安を残した…

 

『デモコン』が 約1時間ほど経過した頃には

僕とマギーは、すっかりそれぞれ2ショット状態持ち込む事も出来

仕上がりは上々だった

 

ジュンイチはヲダギリの『お下劣ステージ』に巻き込まれ

大爆笑の女子2名と『不思議な4人』の構成員と化していたが…

 

まっ…『良し』の線だった…

実際に女の子を相手にしたトレーニングの中

『互いの呼吸』を最高の形で確認できた

キャバ嬢達からも、最高の賛辞をもらった

 

閉店まで 3時間近く続いた『デモコン』は 確実に成功した

 

マギーは、宣言通りアフターに漕ぎ着け

僕も 『似た結果』 を得た

ジュンイチは、ヲダギリの『延長戦の宴』に飲み込まれ

ヲダギリの地元歓楽街に4人で消えていった

間違いなく『自信』を回復した夜だった

 

かなり頑張ってしまった夜だった

 

サリーマンとしての現実を忘れ

 

ホントに頑張った夜だった

 

 

言うまでもない

翌日、木曜の会社がどれだけキツかったか…

 

 

後日で知った

ヲダギリは、木曜に代休を入れていたことを…

 

 

 

                   35の身体にゃ 酷な夜でした…

 

                                                    つんづく

 

 

 

 

 


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

white christmas ~1987~ [想ひ出・・・]

こんばんは

sweet fish です

 

 

冬の想い出は…17歳のX'mas…

 

その日までのイルミネーション・・・

短すぎる美しい光景に、人は心躍らせる・・・

その僅かな時間が過ぎていく切なさに

黙り込んでしまった彼女と、時間の流れを止めるように

ゆっくり歩いた雪の街

通いなれた公園の雪化粧

その幻想的な白さが、彼女のこらえていた感情の支えを奪っていった・・・

降り続く雪の空を仰いだ その瞳から零れ落ちた涙・・・

そっと その眼差しを僕に向ける・・・

何も語りかけてあげられない僕は

君の小さな肩抱き

そっと君の瞼に口付けし

冷たい雪に君が凍えないよう

愛しさで張り裂けそうな胸の中に君を抱いた

「悲しいわけじゃないんだよ」

「こうして二人でいられる今日が愛しいの」

「ずっと二人でいられるって信じられる事が嬉しいの」

「それが分かったら なんだか自然と・・・」

そこまで言って君は涙に言葉を詰まらせたね・・・

街頭の灯りに照らされ、降り続いていた雪だけが知ってる

僕達の大切な あの冬のワンシーン

 

 

 

 

 

 

でも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前は翌年の春にゃぁ、俺より10コも年上のアンちゃんと

     ヨロシク不倫関係になりやがったぁー!

           バカヤロー! 

 

 

 

 

 

 

 

フィクションですよ・・・

当たり前じゃないですか・・・

 

 

 

いくらなんでも・・・

ねぇ?

 

 

 

でも・・・

あんまりでしょ?

 

 

 

え?

もちろんフィクションですよぉ

 

 

 

え?

切れてないですよぉ

 

 

 

僕 切れさせたら たいしたもんですよ

 

 

 

 「 彼女、今どうしてんだろブー? 」

 

 

 

そうだなぁ・・・

 

 

 

って、フィクションだから!

ったく・・・

 

 

 「 バイバイ boo !」

 


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

第一章 ~再生合宿~前編 [☆リベンジ合コン]

こんばんは

 

この季節の澄んだ星空が、大好きな sweet fish です。

 

僕が、洋楽を聴くようになったのは中学生のころ。

マドンナやシンディ・ローパー、カルチャー・クラブなどが

MTVの主役だった あの頃・・・

想い出の景色は、空気が澄み、しんと凍てつく冬の夜・・・

僕は、FMから流れる ある曲に 自然と涙する経験を与えられました。

そのメロディーの美しさ、その澄んだ歌声に触れ、気が付くと目に涙が溢れていました。

その曲は、多くの人が その旋律に一度は触れたことがある・・・

  CHICAGO 『 HARD TO SAY I'M SORRY / GET AWAY 』

以前、このblogでも紹介させて頂いた、PETER CETERAというアーティストがいます。

ヒロミに 似ている(笑)なんて、コメントいただいちゃった彼・・・

彼こそが、僕に得がたい感涙を与えた 神の歌声の持ち主・・・

透明かつ伸びのある歌声、いまでも あの感動は、心に深く刻まれています。

感受性が豊かな頃の想い出・・・そう、14歳の澄んだ心を染めた想い出・・・

もう一度・・・あんな音楽との出会いがしたいな・・・

 

寒い季節・・・

みなさんのポータブルオーディオプレイヤーには、どんな曲が入ってる?

もし、冬の 物寂しさに めげちゃいそうな貴女なら・・・

彼のクリスタルヴォイスが収められた、

バンド時代の 「CHICAGO 16 」 「CHICAGO 17 」、そして・・・

ソロとしての 「SOLITUDE / SOLITAIRE」「WORLD FALLING DOWN」「ONE CLEAR VOICE」を

詰め込んで、枯葉舞う街を思いに耽る散歩なんていかがですか?

心温まる その歌声に

『何か、いい事がありそう・・・』

そんな時間が過ごせるんじゃないかな・・・

がんばって!

きっと貴女にも、心温まる 『 merry christmas 』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてな! おい!!

 

 

 

 

まぢ、さっぶぅぅ~!

余計なお世話だっつんだよ!! おまけに長すぎだよ!!

てな訳で、記憶が文章化出来たからアップさせて頂きやんす!

 

そういや!

nyan女史からのコメントで、涙モンの一言!

 

 

「合コンなら任せてw」 とキタもんだぁーーーー!

 

 

あざーっす!!

 

 

いっそ・・・

 

 

 

 

任せた~~い!!!

 

 

あ・・・そうだ!

今回の このキャラ  これ僕です

なんか似てるんです!姉貴が昔、図画工作で作った『はにわ』なんですけど

なんか、僕そっくりなんです!

姉貴ぃー!これ僕をモデルにしてたのかぁー?

という訳で、僕の心の声を中心に、いろんな角度で感情表現で登場します

よろしく!

では、飽きずに最期まで読んでね

今回は長いっすよ。

 


 「さあ!リベンジ合コン!~俺たちは、まだ終わってない!!~

第一章 ~再生合宿~前編

 

嫌な一夜だった…

そんな記憶が日々の『お世話になっておりますー!』『申し訳ございません!』

『有難うございます!』『また宜しくお願いします!』で、消えようとしていた ある日

そのメールはやってきた…

 

「覚えてんだろうな~リベンジの件!」

 

僕のP901i が,微かに震える そのメッセージ

差出人は、あの我らが合コンソルジャー・ヲダギリ氏…

 

日々、あの夜の『惨敗』の記憶が 消えていく中…

いや、なんとか消そうと努力していた中…

ヤツだけは、日々リベンジの炎を 燃やし続けていたらしい…

 

メールは続く…

 

「いいか!合宿だ!」

 「まぢかよ…」

 

「今度の水曜の夜 空けとけ!○○で、ミーティングだ」

 「ド平日…しかも、その店 お前の地元じゃねぇか…」

 

「ミーティング後、キャバクラでスパーリングだ!事情は説明してある!」

 「妙なハシゴさせんなよ…キャバ嬢とスパーすんのかよ…

                こいつ…一度は一人でキャバって相談してたのか…?」

 

「いいか!欠席は許さないぞ!俺はこの件に先行投資してんだからな!」

 「あ…やっぱ行ったんだ…」

 

 

無論、同様のメッセージがマギーとジュンイチにも 送られた事は 言うまでも無い

 

その日、ヲダギリ氏を除いた 僕ら3人は、戸惑いのメッセージ交換を繰り返し、話し合った

最終的に、マギーからの次のメッセージでケリがついた…

 

  「あいつ俺たちが来なくても、きっと居酒屋で一人で待ってるぜ…

           

              しかも・・・

       

        4人用のテーブル席に一人で座って…」

 

 「か…悲しい…悲しすぎる…」

 

付き合いの長い友のそんな姿だけは、想像に耐えないものがあり

僕ら3人は、ヲダギリ氏の指令に従う事を可決した…

 

30台中盤のサリーマン4人の週中のスケジュールは、過密なものだ

指令集合時間は20時であったが、そうそう一斉に集まれるもんじゃない

僕の、指定の店への到着は一時間程度遅れていたと思う

 

久しぶりに来た店の扉を開け

懐かしい店の大将に軽く口元で笑顔の挨拶

カウンター席に座る バーコードおやじの 悲哀の頭を 軽く目でながし

テーブル席に 3人の仲間を探す…

学生さん達と思しきテーブル、女性数人が座るテーブルなどなど…

週中にも かかわらず意外な盛況ぶり

しかし、見た顔が なかなか見つからない…

僕が一番なの…?やだよ…一人でテーブル席待機は…

と、店外に出ようとした時…

 

 「あ・・・」

 

店の一番角の6人掛けテーブル席に

たった一人で座る、見覚えある後頭部を発見…

ヲダギリキャプテンだ…

想像を超える悲哀のシチュエーション…

 

やってしまった…

時間に律儀なヲダギリ氏は間違いなく5~10分前には来ていたに違いない…

つう事は軽く一時間以上ヤツは…

ダァー!なんで、まだ誰も来てないんだ!

あ~ごめんヲダギリ…

 

 恐る恐るテーブルに近づき

背後から、何食わぬ顔で 「うぃ~っス!お疲れい!待った?」

なんてヒドイ僕…

不意を衝かれ 間の抜けた目で顔を上げ 「ぬぉ~ぉ!俺もさっき来たとこ!」

ジョッキに手を掛けたまま 作り笑顔のヲダギリ…

 

用意されていた お通しが…

キミの前だけ無かった…

 

規則正しく空白を空けながら

何故か、7種串盛が3本づつしか無かった

 

『まさか』と思って こっそり伝票を見たら…

『生ビ』の横に 『正』の字になる予定のラインが 既に3本描かれてた…

 

僕のオーダーが4本目…

みんながちゃんと集まってれば、一人一杯づつのはずの4本のラインが…

ごめん ヲダギリキャプテン…

 

 座るポジションを模索したのを覚えてる…

対面に座ると いかにも説教を 喰らいそうで怖く

視界から外れ気味になる、真横に座るのは

周囲から、ゲイ テイストと判断されそうで 気が引け…

結局、斜め筋向いに座った…

本来6人席を4人使用にしただけに、スペースはゆったり確保されていて

筋向いに座った二人の構図を 遠くから見ると

まるで別々の一人客のふたりが相席しているような感じだったに違いない…

一番不自然な配置

 

二人だけの乾杯のあと、さりげなく世間話を持ち出し

ヲダギリの ここまでの淋しさを紛らわすよう努力…

と 同時に怒りの有無を その表情に窺う…

『大丈夫そうだ…』 そんな安堵を覚え始めた時、その言葉は飛んできた…

 

ヲダギリ : 「お前さぁ~ 例えばの話しだけど…

               片山さつき と ライス国務長官…

                      怒られるならどっちがいい?どっちが恐い?」 

 「え…?どっちもお断りですけど…」

 

『怒られる』というフレーズに 少々ビクついた…

しかし、ここから『片山さつき』 『ライス国務長官』という二人の女帝について、

ヲダギリの観察日記を聞くハメとなった…

『次代の鉄の女』…それがテーマだった気がする…

 

僕が到着してから数十分、僕の2杯目ビールがなくなりかけ…

『鉄の女』の話が架橋に 向かい始めた頃

マギーとジュンイチは 揃って到着した…

 「ズルイぞ…お前ら…」

 

潤んだ僕の瞳と最初に目が合った彼ら…

片手で拝み 『すまん!』の口の動き

 

「ごめん、ごめ~ん!」と小走りで テーブルに近づき、

素早く ヲダギリの真横と対面に 各々二人が座ろうとした刹那…

その声は 待ち構えていたかのように発せられた…

 

「生4つ、刺し盛と手羽先とモツ煮とチーズ盛合せと大根サラダと………!」

 

一気にオーダーするヲダギリの勢いに 呆気にとられた…

僕を含め遅刻メンバーに 意見する権利はなく

しかし、確実に ヲダギリは言いたい事が 溜まっているに違いないことを 認識させられ

もう 今日は、ヲダギリペースで行くしかない事も その時 確定した…

 

「乾杯!」 その日2度目の乾杯…ようやく4人揃っての乾杯…

そこから、ヲダギリワンマンショーは始まった…

 

「だいたい お前らなぁ~!

  己を再び磨くこの席にぃ!こんなに大胆に遅刻してくるたぁ~!何事だぁ~!!!」

 

いよいよ、リベンジ合コンへのトレーニングモードへ突入したヲダギリの

鬼教官ぶり全開のトークは 絶好調だった…

『鉄の女』 から引き続き

ヲダギリトークのサンドバックと 化している僕には、かなり酷なものだった…

 

しかし、僕らは 昔よくこんな飲み会をやっていた

ヲダギリを中心に、どんだけ面白い合コンが出来るか

芸人のネタ稽古よろしく、よく集まったもんだった…

 

ヲダギリのワンマンショーは、いつしか4人を昔のままの合コンネタ合わせと 変えていった

 

僕らの『合コンワーク』は、大体こんな感じだ

 

相手ないし自分の身辺紹介に合わせ…

『時事・芸能・社会風刺』キーワードに無理なく繋げる

ここで話しが広がる分には それでいい

肝心なのは知識の披露は 一人に任せない 全員で回す

広がりに 限界があるネタは

『そのネタに対し、あくまでも自分の言葉で、芸人ボケ』で嘲笑を誘う

『間髪入れず手厳しい、いわゆるツッコミ』を入れる

『いかにも』のツッコミ方は ご法度だ

受けようが受けまいと、ここでもゼッタイに一人にしない

『仲裁人キャラ』 のスタンバイはマストだ

空気いかんで、手厳しいツッコミを掻い潜りように

『試しに的な感じに、本気で芸人ネタ』に挑む

鉄則は、決して怒鳴り上げモノやテーブルを叩く的な行動はなし

ある一定度以上の高ぶりは、女性陣に決して受け入れられない

自ずとやってはいけない芸人像がある

むしろ、『憐れさ』がある感じが その後 いぢりやすい

そして、この芸に対し『よくやった的に笑う者』『完全否定に徹する者』の2人を必ず作る

昔からこの役割は僕とマギーだ、この『賛同』と『否定』の役割はケースに合わせ交換する

場の温度が『上昇』しようと 『冷めて』いこうと

『途切れ』だけは絶対許さない

上手くすれば、『ネタに同調してくる女子』 もいる

同様に 『さらに手厳しいツッコミを入れる女子』 もいる

どちらも発生すれば、既にこちらの戦力のようなものだ

本人達のコメントが出れば それで十分

ここまでで、僕らの中に『打たれキャラ』を必ず作る

間違いなく そんな『打たれ君』を救済する 『ミス・キュリー』が相手の女性陣に誕生する

『ミス・キュリー』は、からかわれキャラとして『打たれ君』とセミカップルとして扱う

この2人の絶妙な『いぢり方』が、その日の個々の女性の繊細な部分の刺激に繋がり

『成果』に直結するケースも少なくない

この流れの中、必ず空き女性を察知して、次の『ネタ』を確保する

無論、100パーセントの成功保障はない

肝心なのは、この流れのどこかで 必ず相手から自己紹介以外のナマの言葉を 引き出すこと

こちらの投げた球を 返させるよう導く

返された球は、序盤は横っ飛びしてでも受け止める

場の温度の高さにに応じて、スカシも中盤以降は適用する

 

『知識』『笑い』『ボケ』『ネタ』『賛同』『否定』『男女パーティー弱者』…

繰り返す会話の中、必ず その日の女性陣で『己』を出す者が出てくる

そこを基点に、女性陣、個々の『己』引き出す

だが、絶対『本日のナンバー1的存在の女性』を作る事も忘れない

『あえて扱いを変える女性』は、場の刺激を持続させる

そして、女性の中に『いい人キャラ』も作る

2番人気キャラと言ってもいい、何かにつけ話の持って行き場にする

彼女を上手く利用することで、『話しの冷え込み』が防げる

創出は簡単だ。遠まわしに『話せるヒト』という知的評価を送る

よっぽどでなきゃ、褒められて機嫌を悪くする人はいない

 

一見 長い流れだが、これが僕らのツカミだ

『決してネタではない』、『僕らの自然な会話』である空気が最も大事

馬鹿らしいくらい綿密なネタ合わせだが、これが『さらり…』と繋がっていく宴は

ほんとスゴイ

 

 

 

まだまだ、あの日の居酒屋会合の会話のネタは尽きない

 

やっと想い出した僕らの『合コンの趣旨』

『男女全員主役の宴』でないと意味が無いということ

その為の、序盤の『僕らの犠牲』は厭わないということ

『持ち帰り』よりも大事なのは、『また皆で会いたい』と思わせるということ

『でも、○○なら二人で会ってもいいかも』と個別の価値も感じさせるということ

 

大事マンブラザーズの『それが大事』を彷彿させる この趣旨が想い出せたのが

この日一番の収穫であった

 

こんな、昔培った合コン呼吸を確認する、35歳四人衆は確かに不気味だ

だが、個人的楽しみに興じることが多い最近…

やっぱり、人が集まって 笑うことを探してた あの頃の自分の方が 性に合ってると

みな、感じたようだった…

 

ヲダギリ : 「いい感じにイケそうだなぁ!」

マギー : 「問題ねぇよ、早いとこ リベンジの日取り決めちゃってよ!」

僕 :「次は、絶対大丈夫!」

ジュンイチ :「ぼちぼち帰っか?今日彼女がウチ泊り来るとか言ってんだよね」

マギー :「だな!よっし!行っか?」

・・・

 

ヲダギリ :「ナ~ニ 言ってんだよ お前ら…」

 

 

3人 :「え・・・?」

 

 

ヲダギリ :「ま~だ、スパーが残ってんだろがぁ~!」

 

 

 「やっぱ…行くんだ…お前の行きつけのキャバ…」

 

ヲダギリ :「俺たちにゃ ブランクってもんがあんだよ!

          感覚取り戻したかどうか、本番で試せるほど偉かね~んだよ!」

 

 「ごもっとも…」

 

 

ヲダギリ :「それに…ナナちゃん達が 俺たち待ってんだからさぁ…」

 

 

 「頼むよ…源氏名を 恥ずかしそうに言うなよ…」

 

マギー :「やっぱ そうか…そうだな!ここはヲダギリ立てて、スパーすっか!?」

この無類の風俗好きの決断は早かった…

 

ジュンイチは、渋々彼女にお泊り順延の依頼の連絡を入れ

 「そうなんだyo マギーが酔いつぶれちゃってさぁ~」と、要らぬ嘘をつく始末

 

ヲダギリは嬉しそうに ナナちゃんに来店予告の電話…

 「ハァ~イ!これから むさ苦しいのが4人行くけどヨロシクぅ~!」 キモチ悪いぞ!ヲダギリ!

 

結局、何も意思なく付いていく僕…

たまにゃ、接待抜きのキャバクラもいいか…

 

そして、店にに到着…

看板に踊る いかにもの店名…

驚いたのは、その下に書かれた文字だ…

 

 

 『60分 税サ込み¥ 5000!!』

 

 

 「安っ!」

 

トコロ変われば、キャバの値段もこうも違うのか…?

要らぬ心配だが店の経営状態すら気になってしまった…

 

程なく そこで立ち尽くしていると、店の扉が開き

ナナちゃんと思しき女の子を先頭に4人の女の子出迎えてくれるではないか…!

 

「いらっしゃいませぇー!」

甲高い声に、耳が まだついていかない…

 

一人の娘が、すぐさま僕の腕に絡みつき

「すご~い!ヲダチャンより全然カッコイイ~」

見上げる眼差しと、肘に ギュッと押し当てられた胸の感触に…

 

 「ぁ~はぁ…悪かねぇ~な~この近辺の店もぉ…」

 

などと、男のサガを いいように弄ばれる35歳

 

 

しかし、次の瞬間…

パッと離れた女の子は横一列に並び…

 

「今日は、ヨロシクお願いします!」

と、歯切れ良くご挨拶…

 

『ヨロシク?』

なんか釈然としない空気を感じる僕・マギー・ジュンイチ…

 

すると、ナナちゃんが こう続けた…

 

「厳しく!ビシビシ!イキますからねぇー!」

 

「おいおいぃ~もぉぅ~お手柔らかに頼むよぉ~ナナちゃぁ~ん」と、ヲダギリ…

 

『まさか』…の表情の僕・マギー・ジュンイチを残し

 店内に消える ヲダギリと女の子達…

 

 

そう…そこは…

本当のスパーリング会場になってたんだ…

 

そう…そこは…

60分5000円も払って、女の子達の叱責を受ける…

不条理キャバクラになってたんだ…

 

 

 

                    『フツーにキャバって帰りてぇ…」

 

                                                     つんづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


nice!(5)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

序章 ~再生への誓い~ [☆リベンジ合コン]

こんばんわですぅ~

 

sweet fishですぅ~

「1リットルの涙」と「あいのうた」で毎週ボロンボロンに泣いてる35歳ですぅ~

毎週 「1リットルの涙」予告の直後の「鬼嫁日記」のジャンクションに

怒りを覚える35歳ですぅ~

 

 

それにしても・・・

 

 

寒いですぅ~

僕は、家の中の寒さが何よりキライなんですぅ~

なのに、沢山着込んで外に出掛けて「さぶさぶぅ~」って言いながら

歩くのが大好きなんですぅ~

・・・

 

 

えぇ~

 

 

35歳ですぅ~

 

 

 

・・・という訳で、前回で予告しました通り始めたいと思いまっす

乱筆乱文、許してちょん!

んでは、デン!デン!デンデン!デン!Let's go !

 


 

ひねもすドキュメンタリードラマシリーズ

 

 「さあ!リベンジ合コン!~俺たちは、まだ終わってない!!~

 

序章~再生への誓い~

 

 それは、9月某日に開催された数年ぶりの合コンから始まった

 

 かつて自称『合コンドリームチーム』と豪語していた4人のサリーマン

最近ではなかなか顔を合わせなかった4人

クレジット会社に勤める合コンキャプテン:ヲダギリ(仮名)の呼びかけで集まった六本木

商社勤務のマギー(仮名)は、風俗好きのチームNo1の美形顔

メーカー勤務のジュンイチ(仮名)は、彼女は居るが、彼女が結婚にOKしてくれないのが悩み

 そして、私。ただのバツイチサリーマン

 

4人全員が集まるのは2年振りだった

嫌な予感はしていたが、4人は店に急いだ

互いに、かつての勢いは感じぬ違和感を覚えながらも

経験で乗り切れると信じて…

 

OL3人との久しぶりの実践マッチ

相手のラインナップは…

不機嫌そうな石原さとみ

鼻が上を向いた綾瀬はるか

マヂで女になっちゃったKABA.ちゃん

といった感じの3人

表現は悪いかもしれないが、みな笑顔がかわいい当りラインナップ

 

挨拶もそこそこに始まった宴

基本的に上品からは程遠い、『ノリ』だけが売り物の僕ら

『話題』と『笑い』のノンストップパワープレイで数々の女性から高評価を勝ち取ってきた僕ら…

   しかし、旨くいかない…彼女達の顔から笑顔が消えるぅ

   でも、歯車が噛み合わない…場の空気が凍り付いていくぅ

   なんとか盛り返したい…メールチェックしだしちゃったよぉ

 

何をやっても裏目裏目にいく、『すべりスパイラル』へと突入…

 

そう、その日の僕らには、かつての輝きはなかった…

トーク・鬼スベリ、笑い指数推定25%、二次会進言権ナシ

無論、お持ち帰り・ゼロ…惨敗としか言いようのない結果

 

落武者カルテットの居酒屋反省会

悔しさをつぶやく声、昔を懐かしむため息、芽生えた女性へのプチ恐怖心…

今さら、合コンの腕を磨き直す必要性はあるのかという疑問…

 

「引退…」

デビューの記憶も無いのによぎる、この二文字

 

しかし、この惨敗にも諦めない男がひとりいた

合コンキャプテン・ヲダギリだ

 

リベンジだ!」

叫んだヲダギリの顔に目が集まった

この『東京の嫁』を何よりも人生の最大目的とする男の一言は、執念にも感じる響きがあった

 

これといって断る理由のない僕ら3人は、来年の年男を迎える我が身を忘れ、

六本木の街で『欲情』という名の雄たけびを上げた!

そう・・・僕らには、もう『若気の至り』は適用されない事も忘れ…

これから始まる愚かなる日々の幕開けとも知らず。

 

 

              

 

                  「やり直せるなら、あの六本木の夜から

                                             やり直したいっす…」

 

                                                      つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 


nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。